上野 勇樹

上野 勇樹
武蔵工業大学付属信州工業高等学校卒業
2009年入社
工事3部 主任

まわり道も無駄にはならない、
まずは自分の気持を信じて動くこと

ルピナに入社したのは10年前、以前は東京でヘアスタイリストとして働いていたこともあります。
仲の良い従兄が東京でヘアサロンを経営していたこともあり、高校卒業と同時に上京。専門技術を学び働きはじめました。
当時はカリスマヘアスタイリストが大ブームで、とにかく忙しい毎日でした。けれどお客様と接していくうちに、違和感がどんどん大きくなっていきました。というのも美容界では技術力と同じくらい、お客様との高いコミュニケーション能力が求められたからです。満足いただける接客をしなくては…と思ってはいても納得のいく対応ができず悩みました。挙句、退職して松本に帰ることを選択したのです。

帰郷後、友人との話が自分の背中を押してくれました。中学からの友人なのですが、彼も高校卒業後勤務していたところを退職し「今は県立の技術専門学校に通っている」と話してくれて。話を聞くうち自分もそこで勉強したくなり早速入学しました。
彼とは「オール電化がどんどん進んでいるし、これからは電気が人の暮らしを支えていくんじゃないか」と盛り上がり、共に工業高校電気科に進学した仲。彼の言葉がきっかけで、現場で自分の手を使いしっかり働く職人の姿がなにより「かっこいい」と思っていたこと、そして心のなかに「職人の仕事っていいよな」と思っている自分がいることに改めて気づきました。

技術専門学校修了後はビルメンテナンス業を経験。2009 年にルピナに転職しました。
はじめから「職人として現場で働きたい」という思い通りの仕事はできませんでしたが、経験を積んでいくうちに自身の変化を感じるようになりました。苦手意識が強かった接客も、お客様の立場になって考えるように意識をしたらスムーズに会話ができるように。
そうすると気持に余裕もでてきて、現場を全体的に見ることができるようになる。結果、仕事の段取りも把握できるようになり、一通りの作業はひとりでこなせるまでになったのです。

▼現場で力を発揮する上野の「手」
▲スイス製ミリタリーウォッチ Luminox は現場の大切な「相棒」

この時しみじみ思ったのは「やっぱり現場はおもしろい」ということ。
自分の心の在り方ひとつでおもしろくもなり、つまらなくもなるものだからこそ「現場が好きなんだ」と実感しました。
自分の手を武器に現場で仕事をし続けていくということは、かなり体力をつかいます。年を経るにつれできなくなることもあるかもしれない。けれど決して現場で「知らない」という言葉を使いたくありません。お客様の要望に応えるためにも、知識と技術に関しては一定のクォリティを保つことが現場で仕事をし続けられる条件だと思っています。

確かに現在の職に就くまでまわり道をしてきたかもしれません。
けれど今は「いちばんやりたかったことが、いちばんおもしろい」ことを実感できる仕事をしています。
だからちょっとでも気になるものがあったら、その気持ちを大切にしてまずはやってみることをおすすめします。